SUPERWALLスーパーウォール

家族みんなに心地よい空間を、いつでも当たり前にする。
どこにいても、暮らしのすみずみまで、めいっぱい楽しめるようにする。
永い人生においてどれだけ暮らしが変わっても、健康・快適・安心・安全でいられること。
- 高断熱
- 高気密
- 高耐震
構造
スーパーウォール工法とは
高性能なスーパーウォールパネル、計画換気システム、
高性能樹脂サッシ・高性能ガラスで生み出される
高断熱・高気密・高耐震構造を兼ね備えた最高水準の暮らしの質を実現する住宅です。
夏涼しく、冬あったか。
高気密・高断熱により部屋間の温度差が少ないだけでなく、部屋の上下の温度差が少ないことも実証されています。
吹き抜けや高天井の空間においても、暖房効率を心配する必要がありません。
もちろん夏場も同様に、部屋の隅々まで快適な室温を保ち続けます。
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就寝前に暖房を止めても
翌朝15°Cという暖かさ部屋間の温度差や上下の温度差が少ない、スーパーウォールの家の温熱環境は、建物全体を高性能断熱材で包み込んだ、気密性の高い、魔法瓶のような空間が生み出します。
地域によって違いはありますが、冬場になると夜中の冷え込みが厳しく、就寝前に20°C程度あったリビングの室温が翌朝には10°Cを大きく下回るということがあります。
スーパーウォールの家はたとえ就寝前に暖房を止めても室温が下がりにくく、翌朝も15°C程度という暖かさをキープ。朝の身支度の際、着替えで寒い思いをすることもなく、快適に過ごすことができます。夏も冬も外気温に左右されにくい快適な室内環境を実現するポイントは、高い気密・断熱性にあるのです。
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最高水準の性能を持つ断熱材を使用
スーパーウォールの家で使用している断熱材は、高性能な硬質ウレタンフォームです。その特長は湿気を通しにくく、グラスウール比およそ2倍(※1)の断熱性能。壁の内部結露を抑えることができるため、住まいの耐久性向上にも効果を発揮します。
また、瑕疵保証では保証されない断熱材内部の結露による劣化を35年間保証(※2)します。
※1グラスウール(16K)との断熱性能比較
※2保証対象となる断熱材は、壁パネル、屋根パネル、小屋パネルに使用している硬質ウレタンフォームとなります。
サーモスⅡ-H/L・防火戸FG-H/L:断熱
アルミと樹脂のハイブリッド構造で、優れた断熱性能を実現。
JIS A 4710 に基づく代表試験体の熱貫流率
代表試験体は、 国立研究開発法人 建築研究所ホームページ内 「窓・ドアの熱貫流率に関し試験体と同等の性能を有すると認められる評価品の範囲を定める基準」に基づく

フレームをスリム化し、熱のロスを低減。
窓の断熱性を高めるためには、ガラスに比べて熱を通しやすいフレームの露出を少なくする必要があります。
そこで、サーモスは独自の技術により、フレームの極小化とガラス面積最大化を図り、断熱性能を向上させました。

高断熱を追求し、ガラス高性能化。
特殊金属膜の効果で一般複層ガラスの約2倍の高い断熱性を発揮する「Low-E複層ガラス」を標準設定。
樹脂スペーサーやアルゴンガス入りも選択可能です。

ハイブリッド構造で、フレーム高性能化。
室外側は耐久性や強度に優れたアルミを採用し、雨、風、日差しによる劣化を防止。室内側には、アルミに比べ熱伝導率(熱の伝えやすさ)が約1/1000の樹脂を採用し、熱の出入りを抑えます。

住まいの中で、最も熱の出入りが多いのが「窓」。
住まいの中で熱の出入りが最も多いのが「窓」。 そのため、 室内の快適さをキープするためには、窓の断熱性を高めることが重要なポイントとなります。
※ 参考:(一社)日本建材・住宅設備産業協会省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」
冬の夜、暖房を消した後も、部屋の冷え込みを軽減。
[ 冬のリビングの温度変化 ]
AM0:00にリビングの暖房を切り、45分後の窓面からの冷気の広がりをシミュレーション
【シミュレーション条件】
●使用ソフト:FlowDesigner / 株式会社アドバンスドナレッジ 研究所 ●自立循環型モデル住宅でシミュレーション ●気象条件:拡張アメダス気象 データ2000年版(標準年)の東京を使用 ●住宅断熱仕様:平成25年省エネルギー基準適合レベル ●室温:20℃ / 外気温:1.7℃ エアコンOFF後45分後の冷気の発生状況 ●15℃以下の冷気を可視化
エアコン効率を高めて、暖冷房費&CO2を削減。
優れた断熱効果で、暖房時の熱の流出、冷房時の熱の流入を抑制し、エアコン効率をアップ。 消費電力量を減らすことで、暖冷房費やCO2排出量を大幅に低減します。[地域別年間暖冷房費(エアコン設定温度 冬期暖房:20℃/夏期冷房:27℃の場合)]
仙台
長野
東京
名古屋
大阪
福岡
省エネ効果算出条件
●熱負荷計算プログラム「AE-Sim/Heat」((株)建築環境ソリューションズ)を用いて算出した年間暖冷房負荷を、「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説 Ⅱ住宅」((一財)建築環境・省エネルギー機構)に基づきエネルギー消費量、暖冷房金額に換算。 ●住宅モデル:2階建て/延べ床面積120.08m²/開口部面積:32.2m² 「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説 Ⅱ住宅」標準住戸のプラン ●想定家族:4人家族 ●想定暖冷房機器:エアコン、暖房:20℃/冷房:27℃・60% ●運転方法:間歇運転 ●計算地域:拡張アメダス気象データ2000年版(標準年) ●住宅断熱仕様:平成28年省エネ基準適合レベル ●開口部仕様:アルミPG+一般複層ガラス/断熱ドアk4仕様、〈高断熱住宅プラン〉サーモスⅡ-H+高断熱複層ガラスLow-Eグリーン/断熱ドアk1.5 仕様●遮蔽物:居室の8窓にレースカーテン、和室に和障子を併用 ●ガラスの性能値は、JIS R3106、R3107に基づき求めた値を使用しております。 ●電気料金 単価:27円/kWh(税込み)※ 住宅の大きさや間取り、機器類、生活者人数、生活パターン、地域によって数値は異なります。目安としてご利用ください。
サーモスⅡ-Hと防火戸FG-Hのブリッジ枠は、優れた防露性でカビ・ダニの発生を抑制。
室外と室内の温度差や、室内の水蒸気により発生する結露。窓際にカビやダニを発生させ、アレルギーなどを引き起こす要因になります。サーモスⅡ-Hと防火戸FG-Hのブリッジ枠は、引違い窓の下枠にサーマルブレイク構造を標準採用。室外側と室内側の熱の伝わりを遮断し、結露の発生を抑制します。
※窓の断熱性能を上げることは、結露発生の抑止力を高めます。
しかし、窓の断熱性能を上げるだけでは必ず結露の発生を抑えるというものではありません。適度な換気や室温設定と組み合わせることで抑止効果を発揮します。

24時間
“クリーンな空気”
高い気密性によって隙間を少なくすることで、外気とともに出入りするホコリや花粉などを大幅にカット。
さらに全熱交換型換気システムの場合は、温度だけでなく湿度も交換するため、
加湿器の設定湿度どおりの快適な湿度を保ちやすくなります。
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気密性の低い住宅
気密性が低い住宅では、窓や壁の隙間から外気が侵入し、空気の流れにムラができ、住まい全体の空気を隅々まで入れ替えることは難しい。
SW住宅
スーパーウォール工法住宅では高い気密性能により計画的な換気が行え、空気のよどみをなくし、カビやダニの発生を抑えます。
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24時間クリーンな暮らし
家族や住まいの健康を害する、カビ・ダニの発生は空気のよどみも原因のひとつになると言われています。
スーパーウォールの家は、高い気密性によって隙間を少なくすることで、外気とともに出入りするホコリや花粉などを大幅にカット。また、計画換気システムによる空気の流れにもムラがなく、住まいの隅々にゆるやかな空気が流れるため、空気のよどみを少なくし、カビ・ダニの発生を抑えます。
さらに全熱交換型換気システムECOAIR85・ECOAIR90において、PM2.5対応フィルター(オプション)を使用することが可能です。2.0μm(1μm=1mmの千分の1)の微小粒子を約90%捕集することができます。
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家中が暖かい住まいは
健康の改善につながります。住まいの断熱性と健康について研究をされている、近畿大学の岩前教授の協力を得て、スーパーウォールの家にお住まいの方を対象とした健康アンケートを行いました。
スーパーウォールの家に暮らしてから、ご家族の健康状態がどのように変化したかを調査したところ、さまざまな項目で、以前の暮らしより健康状態が改善したという回答を数多くいただきました。特に健康全般における改善率は80%を超える驚くべき結果に。冬でも家中が暖かい、気密・断熱性の高さが健康改善に効果的であることが実証されました。
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- 気密
- 施工力
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断熱と気密はセット
気密が悪いと断熱の効果が半減に気密を良くする目的は、断熱材と換気システムを有効に働かせることです。
気密性が悪いと24時間換気システムが本来の能力の20~30%しか働かず、
家の中は空気が澱み、結露が発生します。
この状態が花粉症やアトピー、シックハウスなどの一因となります。
また、気密性が悪いと隙間風を感じることがあり、せっかくの断熱材も本来の性能を発揮できません。
ハートフルライフでは全棟で気密測定を実施し、性能報告書※を発行しています。
※性能報告書は、住宅の性能値を確認していただくもので、性能を保証するものではありません。
家がまるごと制震装置に
高耐震の住まいとして誕生以来、地震による全壊ゼロの実績を誇るスーパーウォールの家。
建物の構造パネルに制震機能が加わることで、建物の一部に負荷がかかることなく、家全体で揺れを抑え、
大きな地震に対しても粘り強い住宅を実現することができます。
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耐震等級3相当の設計※で
大規模な地震に備える。住宅の耐震性能は、国土交通省が2000年に定めた住宅性能表示制度の中で、耐震等級として示されており、建築基準法では、極めてまれに(数百年に一度程度)発生する地震でも倒壊しない程度の耐震性を等級1としています。しかし、専門家の間では等級1では不十分であるという意見もあります。スーパーウォールの家では、大規模な地震への備えとして、最高等級となる耐震等級3相当の設計を推奨。消防署や警察署など、防災の拠点となる建物の基準に相当し、より安全性の高い住まいが実現できます。
※耐震等級3相当の設計は、住宅会社にご相談ください。
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効率よく耐震性を高める
壁倍率5倍のパネルを実現住宅の耐震性能を高めるためには、耐力壁をバランスよく配置することが重要です。
高性能スーパーウォールパネルは、構造用合板OSBと断熱材を一体化し、建築基準法で木造最髙レベルとなる「壁倍率5倍」(国土交通大臣認定を取得)を実現。壁倍率2.5倍の基本パネルと組み合わせることで、効率よく耐力壁を配置することが可能になります。
また、一般在来の家の壁(筋かいによる5倍相当仕様)と比べても壊れにくく、変形量も筋かいの半分であることが耐力試験で確認されています。
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壁・床・天井が一体化した箱形を構成する
強靭なモノコック構造地震大国である日本において、数々の大規模地震が発生する中で、スーパーウォールの家は、そのすぐれた耐震性能から、これまで地震による全壊被害の発生報告はありません。
また、6面体で強い外力もしっかり受け止めるモノコック構造や高い気密性能を持つことから、巨大竜巻や台風・豪雨など、風や雨の自然災害にもその強さを発揮。記憶に新しい、東日本大震災の甚大な津波災害においても、奇跡的に倒壊を免れた例があるなど、さまざまな災害に対する信頼の実績を持っています。
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地震の揺れを最小限に抑える
制震仕様パネルもご用意しています。高耐震の住まいとして、誕生以来、地震による全壊ゼロの実績を誇るスーパーウォールの家。そのさらなる安心・安全のために、揺れを抑える機能を取り入れた制震仕様パネルを開発。
大きな地震、くり返す余震から、ご家族や大切な財産をしっかりと守ります。
省エネからゼロエネへ
これからの時代に求められるのは、省エネ+創エネによるゼロエネ住宅。
すぐれた省エネ性能を活かしたZEHに積極的に取り組んでいます。
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ZEH基準を超える 「省エネ+創エネ住宅」で
光熱費がゼロ以下にゼロエネルギー住宅とは、建物の省エネ化+機器の高効率化により使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のことです。
また、HEMSや蓄電池を用いることで、暮らしのエネルギーを最適に制御。
余った電気は売電することができるため、プラス収支を実現することも可能に。自宅で電気をつくることができるため、万が一、停電が発生しても電気を使うことができ、災害の備えとしても安心です。
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16万円以上の水道・光熱費を節約
全国各地でゼロエネルギー住宅は増え、実例においては、ゼロエネを超えてプラス収支になっているお宅も数多くあります。経済的なメリットももちろん、エネルギー問題や低炭素の暮らしへの貢献も可能になります。
ランニングコストシミュレーションは、家族構成や住まいの条件、地域などによっても変わるため、一邸一邸、建てる前にシミュレーションを行い、お客様にご確認いただくことができます。